「さて、」 俺は中腰だった腰を上げ、立ち上がった美鈴の前に立つ。 「で?」 美鈴は俯きながら、 「わかってる‥」 呟き、 「‥‥‥」 しかしまた黙り込んでしまった。 コイツ‥頑固だしなぁー 長期戦か、とも思ったが 「えっと‥‥」 顔を上げないまま美鈴は、言葉を発した。 その、呟くような弱気な声は今にも消えそうで。 「たくさん食器割って、で、邪魔ばっかりして‥、だから‥その ――ごめんなさい‥」 そう言って、美鈴は頭を下げた。