いつか コイツが俺に懐く日が来るのかねぇ‥。 俺が帰るたびに出迎えとか 警戒心とか反抗心なしで寄ってくるとか 懐いて離れねぇとか‥‥‥‥ まあ、全く想像なんてつかねえけど。 あまりにもありえない想像に、考えを止めた。 「で、」 促すように掴む顎をクイっと動かす コイツのことだし、どうせ素直に言うわけねえよなぁ‥ そんなことを思っていると 「ゆ、言うわよ‥‥」 美鈴は目線を逸らしながら、呟くように言った。 ‥‥‥‥はっ? 俺は、予想外の答えに 「‥‥」 一瞬、固まった。