「で、どれにするんだ?」
「いやですから坊ちゃん、朝から理不尽に殺される理由がわからないんですけど‥!」
‥本当に理不尽な話だよ。
てかあんなタイミングで入ってくるなんて、桐島さんも心底運がない。
(まぁ、主人が強引理不尽オトコなのだから仕方ないことなのかもしれないけど)
「1番苦しいやつでジワジワ殺してやるよ」
「ソコは1番ラクなやつでしょ!?」
「しっかり苦しめよ」
ヒーと桐島さんの悲鳴が聞こえた気がした。
本当に災難だ‥。
はぁー‥‥って、
時計に目をやると、先輩に言われていた時刻より大幅に過ぎていた。
(ヤバっ、さっさと戻らなきゃ‥!)
鬼のような形相の先輩を想像して、急いでドアへと向かう
――しかし
「おい美鈴、さっきの続き、まだ終わってねーぞ」

