「‥そう、だったんだ‥」 目を覚ましたとき、その『笑顔』だけがぼんやりとした記憶の中はっきりと残っていた。 知ってたんだ、お母さん達‥ 雷嫌いなの、隠しきれてるって思ってたのに。 ‥‥そっかぁ そう思うのに、残念な気持ちはなく、どこか‥ 「‥ありがとう」 何故か、とても優しい気持ちになったのを感じた。 嘘みたいに晴れた空、窓から眩しいぐらいの光が差し込んでいた。