呆れたような潤弥の声にも反応せず 「‥‥‥」 「‥ここで寝んなよ」 美鈴は全体重を潤弥に預け、潤弥にもたれ掛かるようにして――眠ってしまった。 美鈴からはすやすやと、気持ちよさそうな寝息が聞こえる。 「‥なんだかなぁ」 目を伏せ、はぁーと、息を吐いた。 美鈴の膝下と背中に腕を回し、軽々と一気に抱き上げた。 子供、だな‥ 足を進めながら、自然と彼女に目がいった。 年相応とは言えない幼い寝顔、あたたかく、小さい。無防備な女の子 さっきとはまるで別人のようにも感じてしまう