そう言って、あたしの苦労も無駄に 「離せっ!!」 「離さねえ」 さっきよりもより力を加え、抱きつかれた状態となった。 イヤだ イヤだ 「‥‥っ、」 ガンガンと奴の胸を叩いても、それはビクともしないで ただ、喉の奥が熱くなっていくのを感じた。 「素直になれよ」 「何がよ‥!?」 暴れるあたしをものともせず、奴はあたしを見て 「さびしいんだろ?」 「‥!」 「怖いだとか、さびしいだとか全部我慢して。本当は甘えたいんだろ?」 一瞬にして、顔が熱くなっていくのを感じた。