誰にも頼れなかった。 家には一人 お母さんもお父さんもいない もちろん外にも出れなくて あたしは、ひとり待つしかできなくて バーン! 「――っ!!」 雷なんて、大嫌いになっていた。 「いい加減‥鳴り止んでよ‥」 ザァザァと降る雨も、パッと光っては嫌な音を響かせる雷も、慣れることなんて出来ない。 今まで、 ひとりで耐えてきたってのに‥ 奴に出会って。 桐島さんや、蘭子さんに出会って 慣れてたひとりの感覚を、忘れてしまった‥ 「‥‥‥‥こわい‥」 弱くなる‥