「……犯人の目的は何? 虎琳組への宣戦布告?」 あえて、沈黙を破ったのは慧斗だった。 「さぁな…。どこの組の奴かはわからねぇが、ただじゃおかねぇ」 奏真の声はいつもより低くうすら寒くなる。 「わかぁ、俺も一発ぶっ飛ばしたいなぁ」 夕兎は笑顔で言う。 「こわっ!!おに-サン顔こわくなってるょ〜」 「そういう、姫サンも眉間にしわよってるょ」 結局三人は怒っていた… .