笑いが収まると、

「夕兎、なにすれば良い?」
「…じゃぁ、もうじき昼飯だからご飯作って貰おうかなぁ」

「うん。わかった。キッチンどこ?」

「こっち」

二人がでて行くと、居間がシーンとする。

…すっげぇ。夕兎の奴、龍葵組のお嬢手なずけやがった…

舎弟達は思った。