「慧斗?」 慧斗の部屋に入ると、慧斗がいなかった。 慌てて居間に行くと、そこに慧斗の姿はなかった。 「ふざけんなっ!!こんのクソガキめっ!!」 「なんだと!?こんのクソババァ!!」 芙月と春眞が言いあっていた。春都が、周りのものを避難する指示をだしていた。 「春都くん」 「奏真!!慧斗は?」 「部屋にいったら居なくて慌ててこっちきたんですけど…」 「いないだぁ!?んなもんTELするなりしてさっさと探せ!!」 「はいっ」 『こわい』と思ったのは奏真だけではないだろう… .