「…だっせ、俺…」 転がった夕兎が呟いた。 「…お次は私のお相手願おうかな」 悠真が前にでる。 「…お強いんですね」 悠真を見た瞬間、そういった。 「あんたは大きくなった」 「…あれから大分たちますからね」 「そうだな…」 悠真と芙月は穏やかな雰囲気を醸し出す。 「……参ります」 その一言と一緒にまるで舞を踊っているかのような、悠真と芙月の戦いが始まった。 .