「……3番手、夕兎いきます」
夕兎がゆっくり前へでる。
「…よぉ」
春眞はボロボロになりながらも笑った。
「…お疲れですね」
夕兎も苦笑する。
話をしながらも隙を伺う。
夕兎と春眞、力は互角だが、今の春眞は立っているのも辛い…。
殴り殴られ、春眞は夕兎の回し蹴りを諸にくらい、吹っ飛んだ。起き上がろうとするのを慧斗が制した。
「瑛、参ります」
瑛は殴られても殴られても気合いで立ち上がり、夕兎の体力を奪う。
渾身の一発、回し蹴りを夕兎は受けたがなんとか持ちこたえる。
夕兎の渾身の一発、回し蹴りを瑛に送り、瑛は気を失った。
.


