虎琳組…。
「…奏真。順番おまえが決めろ」
悠真が奏真を見据える。
「…いいのか?」
「ああ」
「…わかった」
奏真の揺るぎない声。
「…まず、副将にボスがきて、相手に圧力をかける。先峰に智、次峰に漣、中堅に夕兎。最後に俺。
相手が男でも女でも、手加減無用。手を抜く方が失礼だ」
「…任せろ。おまえの出番がなくても泣くなよ」
そういって、悠真は奏真の頭を撫でた。
「…たぶんな」
そういって奏真は笑った。
「俺もがんばります」
漣が一言言う。
「俺も〜。頑張って泣かないようにする」
智が言う。
「…智さん、せっかくボスが若にオブラートに包んで言ったのに、台なしじゃないですか!!
…ただでさえ、泣きそうなツラしてるのに〜」
夕兎は茶化すように言う。
「夕兎こそ、図星ついちゃ駄目だろ!!」
智が反撃する。
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