「ただいま」 暫くして雪が帰ってきた。 「おかえり」 「…おかえり」 幸恵の他に春都がいて、雪は目を見開き、口をぽかっとあけた。 「…なんで、いるの?」 雪は荷物をいったん置いてから戻り聞く。 「…や、逢いたくなって」 「…なんかあった?」 「…大丈夫…雪に逢えたから帰る」 「…春都くん、待って。 座って。二人とも。お茶入れてくるから待っててね。…そこで」 「はい」 「うん」 雪と春都を並んで座り、幸恵を待つ。 .