そら-極道ですが何か!?-



「あ〜。すんごい、嬉しい」

慧斗はしみじみと呟く。

「…よかったな」

「うん」




誕生会がお開きになり、慧斗はひとり縁側にいた。

「…慧?」

風呂からでた春都と瑛が隣に座る。

そこに通りかかった春眞も傍に座り、それとなく他の組員が縁側横の部屋に集まる。