半ば追い出されるように家をでた慧斗は虎琳へ向かった。 「おはよう」 門にいた、漣に声をかける。 「お嬢!!おはようございます」 「今日は漣が当番なんだ」 「うん。 お嬢、誕生日おめでとうございます」 「ありがと」 「中へどうぞ」 ニコッと笑い中へ促す漣。 「智!!」 漣が智を呼ぶと智が中からでてくる。 .