そこに、瑛が入って来る。 「うわっ、失礼!!」 瑛は慌てて出ていこうとすると、 「…瑛、問題ない」 慧斗はあっさり離れ、空き缶を片付ける。 「ほら、瑛は皆起こしておいで。奏真は着替える!」 「はい」 「おぅ」 二人が出ていくと、飲みかけのビールを一気にあおり袋に捨てる。 みそ汁と目玉焼き、キャベツの千切りを用意し、ご飯をよそる。 戻ってきた、瑛にも、運ばせると、春都を抜かしてご飯を食べた。 .