そら-極道ですが何か!?-



「春眞!!なんでもっと早くこないの!?
春都が一番酒癖悪いの知ってんでしょ!?」

「悪かったよ。でも、今回ましじゃね!?いつもより」

「そだけどさ」

慧斗と春眞の言い合いに奏真も口を開く。

「そんなに凄いの?」

「そこらへんにいる、人捕まえて殴るかヤるかどっちか。
ちなみに、春眞は酔っ払うと見境なくしてキスしまくる。んで、寝る」

「へ、へぇ…」

奏真はいたたまれなくなった。
それと同時に慧斗が酔うとどうなるか気になった。

「慧斗が酔うとどうなるの?」

「……あ〜、泣きじゃくる」
「その微妙な間はなんだよ」
「いつか、わかるよ」

春眞は苦笑した。