翌朝。目を覚ました奏真は自分の腕の中に裸で眠る慧斗をみて苦虫をかみつぶす。 「…おはよ」 慧斗が目を覚ますと、奏真がため息をつく。 「ごめん。また、俺やらかした」 慧斗は苦笑する。 慧斗は奏真に軽く、キスをして起き上がり、着替える。 着替え、朝食をつくりに部屋をでると、一人部屋に残った奏真がぼやく。 「…また、やっちゃったよ…俺、酒弱すぎ」 自分で情けなくなる、奏真だった。 .