「…慧斗…。 これからが大変だな」 「…うん。 皆がいるから大丈夫」 「…強かな人間に、か。 長い道のりだな」 「うん。 でも、急がばまわれってゆうじゃない? ゆっくり行くよ」 「それもそうだな」 「そうだよ」 慧斗と奏真は龍葵組の縁側に横になって話していた。 .