「で〜きた」 一番にできたのは、春眞。 「…よし」 二番が春都。 「俺も」 三番が夕兎。 「「できたっ」」 最後に慧斗と奏真が同時に声をあげる。 自分の夢を書いた紙を船に折り、川に向かって歩く。 「皆、なんて書いた?」 春眞が聞く。 「秘密に決まってんだろ」 奏真が春眞に蹴りをいれる。 「いてぇな。蹴ることないだろ!!」 「ィィだろ、減るもんじゃねぇんだから」 .