次の日、慧斗は奏真、春眞、春都、夕兎を今に呼んだ。 「ねぇ、皆で夢を書こう。書いて、川に流そう」 慧斗の提案に一同目が点になる。 一番はじめに口を開いたのは奏真。 「…書くか!!俺の夢」 「…おぉ。書こうぜ」 「じゃあ、この紙に書いて」 慧斗は真っ白な紙とボールペンを皆に渡す。 皆は散らばって自分の夢を書く。 .