「若!!車だしました。俺送ってきます」
漣が門で声をあげる。
「頼む」
漣の運転で組に向かう慧斗と夕兎。
組につき、漣に礼を言い、中に入る。
「慧!!」
普段皆の前でそう呼ぶことのない春都が走ってやってくる。
「春都。親父は?どうゆうこと?説明して」
慧斗は口速に話す。
「あぁ…歩きながらでいいか?
夕兎、一緒においで」
歩きながら、春都が説明する。
「実は、心不全で倒れた。救急車で運ばれた。
今春眞に付き添わせてる。
これから俺達も行こう。
たぶん、生きて帰ってこれないそうだ…」
「………。わかった……」
慧斗の部屋につくと、
「春都、着替えてきて。夕兎にも服貸してあげて。
春眞の分も用意して」
それだけ言うと、慧斗は制服を脱ぎだした。
それを合図に夕兎と春都は部屋をでていった。
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