「ただいま」 慧斗と奏真が帰ると、 「お嬢!!今連絡があってお嬢んトコの組長が倒れたって!!」 血相をかえてとんできた和。 「えっ!!…悠真様は?」 慧斗は声がうわずるのを自覚した。 「今いなくて…」 「奏真…ごめん。帰る。 …様子みてくるから」 「わかった。夕兎に送らせる。好きに使っていいから」 「助かる。ありがとう」 「夕兎!!」 奏真が呼ぶと、夕兎が駆けてきた。 「夕兎、慧斗の援護」 「はい」 ただならぬ空気を読む夕兎。 .