電話を切った後、慧斗は空を見上げた。 …まだ、泣けない…(慧斗)… 春眞と未結の言葉がとても暖かかった。 『みち』 このみちはあまりに辛くて心が折れることもあるだろう。 その時、手を貸してくれるものがいるか? 危険になった時、我が身を盾にして護ろうとしてくれるものがいるか? そういう人間が現れるかどうかが、 当主、跡継ぎになる器かどうかがくっきり別れるだろう… .