あたしは、まさか千秋の口からそんな言葉が出てくるなんて全く予測もつかなかった……。
だからその意味を理解するのにしばらく時間がかかってしまった。
「……」
あたしは言葉を失う。
ガチガチに硬直した。
それこそ石みたいに固まる。
ちょっと待って……。
あたしが地味で暗くて不気味だったのは、中学の時なんだよぉ?
目をまん丸にして驚くあたしを、千秋は「フフン」と鼻で笑った。
「中3の時、お前のこと一回見てるし」
「な……ななななんで?」
「まだわかんねぇの?いい加減、気づいてくれてもいんじゃね?」
千秋はパニック寸前のあたしの顎から指を離すと、鼻と鼻がぶつかるようにツイッと顔を寄せた。
ひゃああああああ。
もう恥ずかしすぎる!
きっとあたし、真っ赤かだよぉ。


