……意味わかんねぇよ。
なんでそうなるんだよ。
「ずっと側に居てくれたのに」
「ユリ……」
「……もう春くんのことなんて忘れたいっ!平気な顔してるのも、もう疲れた……!」
ドサッ。
その音と同時に千秋の部屋の電気が消えた。
服がすれ合う音とユリの甘い声が聞こえてきてもう限界だったオレは、その場を立ち去った。
幼なじみがヤってるとこなんて見たくねぇし、聞きたくもねぇよ。
あの無垢なユリが千秋の欲望に支配される姿なんて想像するだけで吐き気がする。
死んだ方がマシだ。
「お前、なんなわけ?」
「なにが?」
何事もなかったように涼しい顔で振り返ってくれるじゃねぇの。
「ユリが好きなのか?」
「それはあり得ねぇな」
ふざけんな。
あり得ねぇのはてめぇの方だ。


