「待って!千秋、キミのこと待ってたんだ。悪いけど、アイツに会ってやってくんない?」
もぉおおおおお!
なんであたしが酔った千秋に会わなきゃいけないのよぉ!
何様よアイツは!
『キミのこと気に入ってるみたいなんだ』
知らないわよぉ!
なんであたしが……。
二階の一番奥の右側の部屋が千秋の部屋だと春希さんに言われて階段を登る。
部屋の前に着いて、あたしはノックをした。
でも………返事はナイ。
ムキキキキ――!
頭にきたあたしはガチャンとドアを開けて部屋に足を踏み入れた。
な……なんだコレ?
テレビ、棚、ソファーしかない千秋の部屋はあまりにもシンプルで、細長いスタンドライトのみしかついておらず薄暗い。
ズカズカ歩いて部屋の中心まで来た。
バカヤロぉおおおお!
って怒鳴ってやろうと思った。
でも………


