俺様王子と秘密の時間



「オレは千秋の兄で今大学3年。両親は仕事人間で出張ばっかで家を空けることが多いんだ」

「そうなんですか……」


ストロベリーティーは甘酸っぱいけど美味しい。

って………あたし、何してんの?

悠長に紅茶なんて飲んで。

てゆーかアイツは!?



「あの……千秋は?」

「あ、ゴメンね。アイツに呼ばれて来たんだよね?さっきまで、椎菜が来るからって言ってたよ」

「えっ?」


アイツがあたしのことお兄さんに話したわけ?

すると春希さんは突然、ククッと笑いだした。



「さっきアイツ風呂出たあとオレの部屋来て話しててさ。オレは酒呑んでたんだけどアイツ、ウーロン茶と間違えてウーロン杯呑んじゃって」


はぁあああ?



「で、イッキしたもんだから酔っちゃって……ククッ」

「あ……あの、じゃあたし帰りますね?」


なに考えてんのよ。

人のこと呼んでおいて、間違えてウーロン杯呑んで酔ったぁああああ?

バカじゃないの?

スッと立ち上がり帰ろうとした。