「…やはりな、来たぞユリナ」 「…はい」 ゾーンは部屋から出た。それと同時にナルが部屋に入った。 その部屋にはユリナ一人がいた。 「…待ってたよ……」 ナルはゆっくりとフードを脱いだ。ナルの瞳には迷いはなかった。 「…ナル……」 ユリナは切なそうに笑って、ナルはそれを見て笑い返した。ナルは近くにあった写真を見た。 「…これ、もしかして」 「そう…ナルが捨てられる前にリタと撮った写真。」 ナルは写真に触れて、幼いリタを見たら心がぐっと締め付けられた。