「いえぇ、とんでもない…

でも、お願いですから落ちてこないでくださいね。
僕つぶれます」


「えー? つぶれるとは何よ??私そんなに重くないわよ」


「ひゃははっ」


アキラはまたいたずらっ子になった。


「それじゃ、電気消しますよ。
おやすみなさーい」


ちあきが布団をかぶったのを確認し、
アキラは電気を消した。

そして見事に真っ暗になった。