この後…

 香奈恵、美空、璃璃奈、藤岡たちは先に帰宅して神谷先輩と桐枝先輩のお2人が残った。

 私と語り合いである。

「何で、あんな事ヒドいを言っちゃったの?
 アレは言い過ぎよ?」

 神谷先輩からの説教。

 この私は、ようやく気持ちが落ち着いていた。

「すいません、ついカッとなっちゃって」

「気性が激しいのが、アナタの悪いところだから仕方ないけどネェ。
 でも…
 さっきの言動は…アレはマズいんじゃない?
 亀田はあんな、軽い態度を取っていたけど…
 本当は真剣に、アナタと仲直りしたがっていたのよ、分かる?」

「亀田君、今でも綾香の事好きだって言ってたしね」と桐枝先輩。

「だから仲直りしたがっているワケ。アナタはどうなのかなァ?」

「実は私も、アキトと仲直りしようと思ってたんです」

「じゃ何で、あんな態度取っちゃったの?」

「気持ちの整理がまだ、付いてなかったんです。 まさか、今日ウチに来るなんて思ってなかったし。相手の顔を見た途端、気持ちが動揺して」

 桐枝先輩、神谷先輩に質問した。

「亀田君を連れて来る事を、前もって綾香に言わなかったの?」

「言わなきゃと思っていたけど」

「言わなかったんだ?」

「うん…まあ」

「前もって、メールでも送っていれば良かったのにィ」

「そうすれば良かった。 反省してる」

 この後も、私は色々と説教された。





 ※果たして、綾香と
 アキトとの関係は…

 どうなるかな~?