しばらく…

っていうか20分くらいして、

飛希がトボトボと歩いて来た。



下を向きながら―――…。



近くに来たときに、

顔を下から覗くと、

顔が真っ赤になっていた。



「……どうしたの??」


そんなにしょんぼりしていたら

強制的に訊き出せないじゃん……。




「~~~っ///」


少し困った感じの顔をして、

真っ赤な顔をしている。




「どうし――…わっ」

そぅ言うと飛希があたしに飛びついた。


困ってるのかと思ったら、

今度は嬉しそうに笑ってる。


「どうしたの!?」

何回目になるのか同じ事を訊きなおす。