「愛生は~藤堂くんの事好みじゃなーいとかいいながら実は狙ってたんだぁ!」 「狙ってない。ただ、…少し興味があるだけ」 「興味?」 首を傾げた雪子ちゃんに頷く。 「陰に興味があるの」 不意に彼の囁いた言葉を思い出した。 ー見えてるんでしょ?ー うん。 見えてるよ。 何故あなたの光は黒いのか、そしてどうして光が弱まらないのかそれは分からないけど。 答えが欲しいなら教えてあげる。 ー見えてるよー って。