遊女と経営者の恋愛事情


今なら何でも聞く事が出来るのに
怖くて聞けないなんて…情けないよね。
私をこの先どうするつもりなのか……聞きたいけど…聞けない…。


もし、本当に働かせて貰えなかったらって思うと……怖い。


私には…この仕事しかないから。


「……龍也さんは…いい思い出とか…今も、覚えてる?」


「……ああ。それがどうした?」


「別に何もないんだけど……」


私は震える手をギュッと握り締めた。