「一名様でしょうか?」 「はい」 「では、こちらにご記入をお願いします」 フロントの方は私をジロジロと見つめる。 こんなリゾートホテルに一人で泊まる女なんて、いないもんね。 しかも、ホテルの時計を見ると 夜の9時を回った所だし…。 私は記入用紙を見て手が止まった。 名前は…相川 結衣。 住所が………………。 書けない…?