「あ?馬鹿にしてんのか?」 「違います。馬鹿に何てしてません」 「ふん。……そういや…昼飯、あんたが作ってくれたんだな。美味かった」 この人の口から褒められるなんて 何だかすごく心地が良いのは気のせい? 何か、今すごく嬉しいんだけど。 「あんたはやめてくれませんか…?私にはちゃんと、結衣って名前があるんです」 実際の所は本当の名前は知らないんだけど…。 名前すら、覚えていないから。 だけど、女将さんは私の本名は 相川 結衣だって言ってた。 だから多分…本名だと思う。