「一樹に連絡してやろうか?遊女を辞めて、アイツのとこへ戻るのも選択幕へ入れておけ」 「………………」 「一樹なら…今度は大事にしてくれる。同じ過ちは繰り返さない様に、よ〜く言っといてやる」 私の頭をくしゃくしゃと 無造作に撫でる…大きな手。 この人は…いつも 私の意見を尊重してくれて 私のいい様にしてくれて…。 だけど…。 今回だけは……違う…。 私はそんな事を… 望んでるんじゃないんだよ……。 違うんだよ…。