次の日も私は仕事の為、待ち合い室でスタンバイをしていた。


だけど…どうしてかな。
今朝からどうしても仕事モードにはなれなくて…。


No.1を目指すって決めたのに。
こんな気持ちじゃ、なれないよ…。


今までこの仕事を頑張って来たのに
どうして今更…こんなに躊躇ってるんだろう…。





「彩ちゃん。7番でお客様がお待ちです」


「…は、はい」


私がお客様の待つ部屋へ入ると
そこには……何か…独特な雰囲気を出したお客様が居た…。