「……ごめんなさい」 「嫌…気にすんな」 重苦しい空気が漂うと私は立ち上がり。 鞄からエプロンを取り出して身に着ける。 「じゃあ私、家事するね」 暫く私を見つめた後、龍也さんは立ち上がり部屋を後にした。 私…酷い事しちゃったな…。 いい過去ばかりじゃないって言ってたのは……経験談から言ってたんだ。 私、何も知らないで…。 最低だよね…。