北沢真帆、二十歳、千葉県出身、誕生日は七月七日、蟹座のA型。
えっと……スリーサイズは――、
って廉じゃないんだから、この場はいいか。
現在は都内で一人暮らし。
マスコミにも出ていない情報では……彼女は孤児院出身らしい。
本人も隠していることだから、ここだけの秘密だけど。
「着いたわね」
――ステッププロモーション――。
都内の某ビルにオフィスを構える芸能プロダクション。
ここに今回の被害者……即ち『北沢真帆』と待ち合わせをしている。
ちょっと小綺麗なそのビルは今時にふさわしくセキュリティもしっかりしている。
入り口には警備員が……一、二……三人。
エレベーターも事務所の中もセキュリティカードが無ければ入れない。
そろそろ迎えに来てくれるハズなんだけど。
「お待たせしてしまって申し訳ありません」
一見、頼りなさそうな男性は私と廉に気付くと走って近づいてきた。
まぁ、第一印象はこの際関係ないか。
周囲を見回すと誰かを待ってるような二人組は私たちしかいない。
「私、北沢真帆のマネージャーをしております。国分寺欣哉(こくぶんじきんや)と申します」
「初めまして、赤城廉です。そしてこっちが……」
「青山藍です」
私は万弁の笑みでそう答えた。
「さぁ、こちらへどうぞ。本人も待ちかねておりますので」
『はい』
国分寺さんは私たちを彼女の待つ十七階まで案内してくれた。
エレベーターからは外の景色がよく見える。
夜はきっと夜景が綺麗なんだろうなぁ……。
そんなことをふと思ってみたりして。
「どうぞ、こちらです」
エレベーターを降り左に曲がり突き当たったところにある小さな部屋。
入り口には『応接室』と書かれており隣のスペースは『在室』と赤い文字で表記されていた。
有名人に会うこともそう頻繁にあることでもないので、ファンではないがやはりワクワクする。
私と廉の姿に気付くと部屋の中で待機していた女性がスッと立ち上がる。
なんとなくだがただならぬ雰囲気を感じる。
これが有名人のオーラってやつかぁ~。
「初めまして、北沢真帆です」
えっと……スリーサイズは――、
って廉じゃないんだから、この場はいいか。
現在は都内で一人暮らし。
マスコミにも出ていない情報では……彼女は孤児院出身らしい。
本人も隠していることだから、ここだけの秘密だけど。
「着いたわね」
――ステッププロモーション――。
都内の某ビルにオフィスを構える芸能プロダクション。
ここに今回の被害者……即ち『北沢真帆』と待ち合わせをしている。
ちょっと小綺麗なそのビルは今時にふさわしくセキュリティもしっかりしている。
入り口には警備員が……一、二……三人。
エレベーターも事務所の中もセキュリティカードが無ければ入れない。
そろそろ迎えに来てくれるハズなんだけど。
「お待たせしてしまって申し訳ありません」
一見、頼りなさそうな男性は私と廉に気付くと走って近づいてきた。
まぁ、第一印象はこの際関係ないか。
周囲を見回すと誰かを待ってるような二人組は私たちしかいない。
「私、北沢真帆のマネージャーをしております。国分寺欣哉(こくぶんじきんや)と申します」
「初めまして、赤城廉です。そしてこっちが……」
「青山藍です」
私は万弁の笑みでそう答えた。
「さぁ、こちらへどうぞ。本人も待ちかねておりますので」
『はい』
国分寺さんは私たちを彼女の待つ十七階まで案内してくれた。
エレベーターからは外の景色がよく見える。
夜はきっと夜景が綺麗なんだろうなぁ……。
そんなことをふと思ってみたりして。
「どうぞ、こちらです」
エレベーターを降り左に曲がり突き当たったところにある小さな部屋。
入り口には『応接室』と書かれており隣のスペースは『在室』と赤い文字で表記されていた。
有名人に会うこともそう頻繁にあることでもないので、ファンではないがやはりワクワクする。
私と廉の姿に気付くと部屋の中で待機していた女性がスッと立ち上がる。
なんとなくだがただならぬ雰囲気を感じる。
これが有名人のオーラってやつかぁ~。
「初めまして、北沢真帆です」


