「もーっ。響生の言い方キツすぎっ。これから仲良くなるのに第一印象最悪だね、響生嫌われたよ絶対」 「初っ端からこれじゃあ、親父さんに鼻で笑われるのが目に見えてるな」 「うっ……」 バカで傲慢な幼なじみのおかげで、絆どころか自分たちの退学まで危うくなった二人は部屋を出るなり左右からの猛抗議。 思わず両手で耳を塞いだ響生は、足早に階段を駆け降りていく。