響生が早まって襲いかかったとばかり思い、扉の外からあくまで見守っていた幼なじみたちが飛び込んで来たものの、 「……あれ? 響生?」 ぐったりした響生にのし掛かられる絆の構図は、 不純異性交遊というよりプロレスごっこ? に近かった。 なんて咲奈が頭の中で呟いている目の前では、 「ったく。興奮して沸騰してんじゃねぇよっ」 絆の上の響生をひっぺがした架が、そのままズルズルと半ば引きずるようにして響生を担いで行ってしまった。