お兄ちゃんは悪魔サマ

 


実は絶叫系が苦手なお兄ちゃんを残し、3人でジェットコースターへ!

尚哉くんも大好きみたいで、手をあげて叫んだりしてて、とっても楽しそうだった。


先輩はちょっと怖いのか、バーを握り締めたまま固まってる。そう言えば前もそうだったっけ……

思い出してちょっと笑みが零れる。こんな私は高いのも速いのも怖いのも全部大好き!




それからいくつかのアトラクションを回り、時間は少し早かったけどお昼にする事にした。

早めの時間でも、どこのレストランや売店も人で溢れ返っている。




「結構並ばなきゃ……だよね」



テーマパークで並んで待つなんて当たり前なんだけど、ちょっと疲れちゃった……

それもこれも、何かと火花を散らす3人のせい!!



お兄ちゃんがジェットコースターに乗らなかった時だって、凄かったんだから……



〜以下回想〜


『陵って悪魔のくせにこんなんが怖いの?』

『悪魔だろうが人間だろうが関係ない。ってか何でお前に呼び捨てにされてんだよ』

『いーじゃん気にすんなよ。それにしてもジェットコースターにも乗れない悪魔……ぷっ……ウケる』

『てめぇ……、ここで八つ裂きにしてやる!!』


〜回想終了〜



尚哉くんとのやり取りをしたこの後、お兄ちゃんを宥めるのはホンットーに大変だったんだから!

周りからは何事かと注目されるし……



お兄ちゃんは自分が悪魔だっていう自覚が薄い気がする。

知ってる人に見つかったらどうするんだろ……?








なんて予感が的中しちゃったり、しなかったり……