「ハンターの事、少しは知ってんの?」
そう聞かれて、私は前にイグルスさんに教えて貰った事を話した。
「確かにハンターは家系が大きく関係するけど、ハンターとしての能力は個人差がでかいんだ。御堂の血筋はまだ新しいし」
「新しい……?」
「そ。俺のひい祖父ちゃんの更にひい祖父ちゃんだったかな?が御堂家の初代ハンター。何百年だか何千年だか知らないけど、長い戦いの歴史の中じゃまだまだ新参者ってわけ」
悪魔とハンターの戦いってそんなに長いんだ……
「あれ?でも突然ハンターになる人が出て来るなら、ハンターってたくさんいるの……?」
「いや。新しいハンターの家系が出来る事があれば、逆もまた然りってヤツ。ハンターとしての能力が子孫に受け継がれずに、廃業する家系も結構あるみたいだぜ」
「へぇぇ……。じゃあ尚哉くんはその能力を受け継いでて、悠哉さんは余り受け継がれてないって事?」
「そゆこと」
それにしても、2階から飛び下りたり私を軽々と運んだりとか、ハンターってこんな人間離れしてるものなの……?
こんな人達が武器を持ってお兄ちゃん達を……
少し背筋がゾッとした……
