お兄ちゃんは悪魔サマ

  


次の日、私は先輩と話す為に少し早く学校に向かった。

昨日あれから先輩とメールしたんだけど、私が2人居た屋上での事には何も触れて来なかったんだよね……



「イグルスさんどこにいるんだろ?聞きたい事たくさんあるのになぁ……」



1人そう呟く。家から学校までは徒歩10分くらい。
今の学校に決めたのは近いから。

悠哉先輩を好きになったのは入学式!一目惚れだったの。
ホントに遠くから見ただけなのに、容姿だけじゃなくってその雰囲気に惹かれたんだ。


彼女がいないって知って、果敢に何度も挑んで射止めました!






校門の近くまで来ると、待ってる先輩が見えた。



「せんぱ〜いっ!」



私は手を振って駆け寄る。

その笑顔を見ると、やっぱり先輩が大好き!!って改めて思った。









お兄ちゃんは……

お兄ちゃんも好き。


でもお兄ちゃんだから。
ただの兄と妹。




ただそれだけ。

それだけだよ……