「尚哉、この悪魔を示す光は何色に見える?」
「何色って……紫じゃん」
「そうじゃ。でもわしは二度、紫以外の黄色い光を見た。一度はもう40年も前じゃ。二度目は……」
そこでじいちゃんの言葉は止まったけど、何となく言わんとした事は想像出来た……
「まさか、八城か……?」
「名前は解らん。じゃが悠哉の学校におった」
「じいちゃん、確認しに行ったのか!?」
でも兄貴の学校と言うなら間違いない……
俺にはこのパネルの詳しい事は知らないけど、それでも黄色の光が異様なのは解る。
「40年前……わしはハンターとしての名声を掴もうと躍起になっておった。そんな時、この光を見つけたわしは野心と興味心から直ぐに其奴の元へ向かった」
「戦ったのか……?」
「戦った……とは言わんかもしれんの。わし程度の力じゃ歯がたたず、軽くあしらわれて終わりじゃった」
じいちゃんはハンターとしては秀でた強さはなくとも、決して弱くはなかったと聞いている。
俺と一度対峙した時も、アイツは全く本気なんて出してなかった……
「って時間ないんだった!!じいちゃん悪い、俺急ぐからもう行くわ。とりあえず今は八城と戦う気はないから安心して」
「尚哉、お前が何をしようとしてるのかは解らんが……無茶はするでないぞ」
「解ってる。今度はゆっくり碁の相手してやっから!ばあちゃんにもよろしく言っといてな」
それだけ言うと、俺は悪魔を捕まえる為に目的の場所へと向かった
