「何してんだぁ。もう遅いぞ…?」


「あ、先生。」



やっぱり沖田だった。


普通なら、怒って早く戻れとかなんとか言う俺なのに…


こんな時間に、沖田と話せて嬉しくなってる俺がいる。



「沖田何してんだ?こんな時間に。」


「ちょっと寝れなくて。」



嬉しくてもう少し違う話がしたいのに、教師らしい事を言ってしまう俺。



そういや、沖田くしゃみしてたな…。



見ると、沖田は薄いピンクのTシャツに白い短パンという格好だった。



俺はとっさに、自分の着ていた黒のジャージの上着を脱いで、沖田に差し出した。



「肌寒いだろ、これ着とけ。」


「ありがとうございまぁす。」



ニコッと笑って、俺からジャージを受け取ると沖田は、それを羽織った。


俺のジャージは、華奢な沖田にはブカブカで…


でも、そんなブカブカなジャージを着る沖田がすごい…可愛くて…。。



って何言ってんだよ俺。。