◆紫色の恋空**先生の切ない恋**◆




「たまに、瞳がすごく年上っぽく見えるんだよね!いつも天然ではしゃいでんのに。」



石川はちょっと笑って、言った。


俺も・・・


その…時折みせた大人っぽい沖田に…惚れちまったんだよな…。。



「沢っち、担任でしょ~?なんか知らないの~?」


「なんかって何だ。俺だって、聞いてみたよ、悩みがあるのかって。」


「そしたら?」


「ないって。」


「うっわ…使えない…沢っち。。」


「お前な~、いくら担任の教師にでも話せないような悩みとか、色々あるんだよ。」


「そーだけどぉ~…」


「ま、とにかく時期がきたら俺じゃなくてお前らに話してくれんだろ。」




俺はそういいながら、立ち上がって女子のコテージを出た。



これ以上、あそこにいたら俺の胸ははちきれてしまう。


何かを隠してる沖田を、どうしてやることもできない自分に…苦しくなって。



また、男子のコテージへ戻る途中。


夜空を見上げた。


苦しくなるくらい…広い夜空に星が瞬いていた。



なぁ、沖田…


俺じゃあ…お前を心から笑顔にさせることはできないのか?