「たまに、瞳がすごく年上っぽく見えるんだよね!いつも天然ではしゃいでんのに。」
石川はちょっと笑って、言った。
俺も・・・
その…時折みせた大人っぽい沖田に…惚れちまったんだよな…。。
「沢っち、担任でしょ~?なんか知らないの~?」
「なんかって何だ。俺だって、聞いてみたよ、悩みがあるのかって。」
「そしたら?」
「ないって。」
「うっわ…使えない…沢っち。。」
「お前な~、いくら担任の教師にでも話せないような悩みとか、色々あるんだよ。」
「そーだけどぉ~…」
「ま、とにかく時期がきたら俺じゃなくてお前らに話してくれんだろ。」
俺はそういいながら、立ち上がって女子のコテージを出た。
これ以上、あそこにいたら俺の胸ははちきれてしまう。
何かを隠してる沖田を、どうしてやることもできない自分に…苦しくなって。
また、男子のコテージへ戻る途中。
夜空を見上げた。
苦しくなるくらい…広い夜空に星が瞬いていた。
なぁ、沖田…
俺じゃあ…お前を心から笑顔にさせることはできないのか?



