◆紫色の恋空**先生の切ない恋**◆





「ははははっ!!!」




は?


いやいや、石川が爆笑してる意味が全く理解できないんだけど…。




「あの2人、付き合ってなんかないですよ~!確かに端からみたら、カップルに見えないこともないけど!」


「十分カップルに見えるけど。担任の俺から見ても。」


「あの2人は、ほんとに仲がいい幼なじみですよ。」



山口は、いつもの落ち着いた柔らかい表情でそう言った。



俺は、平静を装いながら…心のなかではめちゃくちゃホッとしていた。


2人が付き合ってなくて…。



「私時々、思うんだよね…」



石川が寝ころびながら頬杖をついて、ぽつりともらした…



「瞳って、私達に隠してる大きな秘密があるんじゃないかって…。その秘密を、角は知ってて…あんなに…恋人みたいに一緒にいるんじゃないかって…。」



そんな石川の言葉に、山口も…



「きっと、何かあるんだと思う。。たまに瞳がすごく、寂しそうな顔するのみたことあるから…。。」



やっぱり2人は沖田の親友なんだな。


俺よりも、もっと前から気づいていたんだ。


沖田の時折みせる…寂しげな表情を。